読んだ本の数：1冊
読んだページ数：528ページ
ナイス数：2ナイス
悲痛伝 (講談社ノベルス)の感想独特の言い回しだったり、焦らすような文体が好きなので、今作も購読したんだけど、如何せん、今作はそこら辺がくどすぎて冗長気味。 主人公が熟考を重ねて物語を進めていくこと、地の文がそれを補う形は前作からも同じなんだけど、文章量の割に物語が進んでいないのが退屈な要因か。まあ、進んでいないのは最後の文章読むと意図的だってことはわかるんだけど、ここまで何も進展しないと、物語の起伏も何もあったもんじゃない。
読了日：3月18日 著者：西尾 維新
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