2013/08/19

Please!10th Anniversary Final Event 'summer wind'



『おねティ/ツイ』の10周年イベントに行ってきた。

僕はリアルタイム世代じゃなく、放送当時から10周年というわけじゃないので、それこそ10年前に見た人の参加への思いと比べると大分ベクトルというか感慨が違うんじゃないかと思うけど、まあ面白い作品は世代を越えるということで。
四時間弱という長丁場のイベントで、前日まで声が出せないほどに体調を崩したけど持ち直した僕の体調が悪化しそうだけど、行って良かった。

第一部
井出安軌監督によるアニメを30分に凝縮した総集編を放映

第二部
金朋地獄

第三部
アーティストによる音楽LIVE

以下、私的感想。

第一部
現在の監督の心情からまとめたいところをまとめて、4:3を16:9にして再編集したものを見たわけなんだけど、特にHDリマスター編集したり、新規に書き下ろしたシーンがあるわけじゃなく、ただ上下を切ったり、4:3の挿し絵をスクロールして16:9に見せたりするだけとのことで、個人的にはこのパートはカットして第二部にもっと時間をとって欲しかったというのが正直な感想。
大画面で放映しても映像が荒くなっていたわけじゃないから、何かしたのかしれんけど。
10年前に放送したのを、作品のことを一番わかってる監督が再編集して、新たに今の映像技術で見るというのは試みとしてはいいんだけど、やっぱ何回も見てるから、キャストの話を聞きたかなーと。もしくはキャストがコメントしながら映像を流してくれればと。

第二部(めんどくさいので敬称略)
英断が愚行か司会が金朋こと、金田朋子
案の定グダグダな進行。
司会といったら、司会以外の出演者がボケるのを拾ったり、ボケとツッコミがなされてるのを軽く否して進行する役割なのに、司会の金朋がボケて進行する役がいなくなるから大変。
比較的近くにいた岩田さんが終始ツッコんでくれていたけど、最初のコーナーが終わるまではマイクも持ってなくて、ツッコミが大変そうだった。

みんなが選んだ名場面集の生アテレコは、
一番目は、中原麻衣と清水愛のツインズで「恋愛同盟」
二番目は、岩田光男と大原さやかの「始まってから始めよう」
三番目は、保志総一朗と川澄綾子の「長い夜」
最後は、保志総一朗と井上喜久子で「せんせい」

全部しんみりとしたいいシーンなのに、金朋が振るから、演技をする前の神妙な気持ちも吹っ飛んでキャスト陣が大変そうだった。けれど、そこはプロなので、10年前なのにちゃんと当時のままの声を出せて凄いなと思いつつ、田村ゆかりと杉田智和、浪川大輔がいないのが残念だった。
特に杉田さんが演じる山田先生の佳にフられた縁川を慰める?ように言った「人力飛行機は~」のクダリははめちゃくちゃかっこいいのでやって欲しかった。第一部の30分パートの中にもあったので、いいシーンなんでしょうな。
というか、スケジュールの都合もあるだろうけど、せっかく映像があることなんだしビデオレター的なの用意できなかったのかね、せっかくの10周年ラストイベントなのにちゃんとしてくれよ、スタッフ。
まあ、他にも金朋が台本ガン読みでキャスト陣や監督に質問をぶつけてのやり取りが面白かったけど、どの会話も金朋に全てを持ってかれて正直よく覚えてない。
金朋を話の起点にすると、本人が望む望まないに関わらず何でもかんでも金朋が中心(金朋地獄)になっちゃうからあかん。

第三部
一曲目からKOTOKOの「Shooting Star」(おねティOP)でテンションマックス
隣の人がPPPHやりたそうにしててうざかった。
二曲目は、おねティのイメージソングから「あの日の君へ」
三曲目から川田まみにバトンタッチで「tiny days」(おねティイメージソング)
四曲目で「空の森で」(おねティED)
五曲目はKOTOKO再登場に加えて佐藤ひろ美も登場でおねツイのOP「Second Flight」
やっぱり、生のハモリはかっけーすわ。
六曲目はまたまた川田まみにバトンタッチ、おねツイEDの「明日への涙」を熱唱。
歌い終わってバンド紹介やら三人揃って、MCとかいろいろ。
七曲目、八曲目は新曲ラッシュで「回帰新星 -recurrent nova-」「夏風ノスタルジア」の二曲をKOTOKO&佐藤ひろ美ユニットが熱唱。
事前にあんまり聴いてなかったんだけど、かっこいい曲でした。これからリピート。
ラストにおねティ最終話EDの「LOVE A RIDDLE」を歌って終了。
おねがいシリーズでは「LOVE A RIDDLE」が一番好きなんで、歌ってくれて本当に良かったわ。

生っていい。
ペンライト持っていけばよかったよ。
セトリとか曲名間違ってたら恥ずい。多分平気だと思うんだけど。

んでもって、ライブパートも終わり、恒例の出演者陣が全員壇上に上がっての最後の挨拶。
ここでも、金朋がやらかす。
監督とそれぞれのアニメキャストの代表者が最後の挨拶をしたのに、余計な(というのも失礼だけど)一言を言って全てを持っていくという始末。流石金朋。
イベント終了後に、twitterに並んだのはイベントの感想よりも、金朋がいかに凄かったかの感想。
ほんと、なんかもう、凄かった。

おねツイのDVDは持ってるけど、ティのほうは持ってないから就職したBD-BOX買おう。
就職したら。

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