読んだ本の数：3冊
読んだページ数：1163ページ
ナイス数：32ナイス
終物語 (下) (講談社BOX)の感想扇ちゃんの正体が世界の理から外れた存在だとか概念だとか、そういう抽象的なものじゃなくて、阿良々木暦の対存在と言われてみれば納得の種明かし。著者の別作品を読むと、無理なものは無理、駄目なものは駄目の傾向が強いように思えるので、何もかもひっくるめての大団円って珍しいんじゃ？とりあえず、一巻から数えて10年も経っていることに驚愕しかない。
読了日：4月30日 著者：西尾維新,VOFAN
謎解きはディナーのあとでの感想驚きのあるトリックや、綿密な伏線を回収して読者の推理の斜め上を行く度肝を抜かれる展開ではないので、そういうのを望んでいる人はちょっと物足りないかも。毒舌執事とタカビーな美人刑事（お嬢様）のキャラクターが受けたのかな。短編で一話一話が短いので読みやすい。
読了日：4月26日 著者：東川篤哉
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)の感想映像作品では出来ないことをやっているのが、オチとして面白かったけど、以前どこかで似たようなのを見た気がしたのでそこまで驚嘆しなかった。個人的には十角館の殺人というタイトルなのに、殺人の舞台が十角館である必然性（物語の中にはあったけど）がなかったのが残念。
読了日：4月13日 著者：綾辻行人
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